入社先と行う手続き

株式会社や有限会社の多くは、社会保険の適用を法律によって定められています。社員やアルバイトを雇用する際には、期限内にその従業員の保険加入手続きを行わなくてはなりません。

さらに、企業は所得税や住民税など、さまざまな税金を給与から天引きして納付する義務も負っています。このため、入社時にはこれらの手続きに必要な書類を会社に提出しなくてはなりません。 入社時に必要な書類には、次のようなものが挙げられます。

  • ・年金手帳(手帳紛失の場合は、社会保険事務所で再発行できます)
  • ・雇用保険被保険者証
  • ・源泉徴収票(年内転職の場合は年末調整を受けるために会社に提出し、年を越して入社する場合は提出不要です)
  • ・扶養控除等申告書
  • ・給与振込先の届書 など

これらは、前職を退職する際に受け取る書類がほとんどです。それぞれ、年金や雇用保険、税金などの継続手続きに必要な書類となります。
この他にも、企業によって提出を求められる書類もあります。その中には、人事の管理に必要な従業員調書や健康診断書、住民票記載事項証明書(これは住民税などの現住所確認に使用します)、入社誓約書、身元保証書、免許・資格関連の証明書などが挙げられるでしょう。会社側の指示に従って、抜けなく用意してください。