運輸業,郵便業

鉄道や自動車などの運送用具による旅客、貨物の運送、郵便物などの配達を行う業種

運輸業とは、鉄道、自動車、船舶、航空機またはそれ以外の運送用具による旅客、貨物の運送業や倉庫業など、運輸に附帯するサービス業を営む事業所を指します。幅広い運送用具がありますので、 幅広い運送手段を利用する運輸業の企業が数多く存在しています。さらに、運送するものが旅客であるか貨物であるかの違いによっても、附帯するサービスが異なり仕事も変化します。

郵便業とは、郵便物や信書便物として差し出されたものの引受や収集を行い、区分けをして配達を行う事業所を指します。

また、運輸業の最も大きなものに鉄道業があります。鉄道は日本全国に渡って走っており、都市部にはいくつかの鉄道業が存在しています。鉄道業では場所が離れることで別の事業所となります。

運輸業の最も重要で中心となる仕事は、鉄道や自動車など運送用具の運転です。運転をするための操縦をする技術や知識を身に付ける必要があります。転職で運輸業を目指す人は、運送用具を運転、操縦する技術を身に付けているかによって、転職が成功するかに影響することもあるでしょう。
運輸業には倉庫業もありますので、運送する荷物の管理や区分けなどを行う事業所や部署もあります。倉庫では運送されてきた貨物や荷物を受け取り、指定されたお客様へ配達することも仕事です。

厚生労働省の『産業、事業所規模、性、給与内訳別1人平均月間現金給与額(平成24年)』によれば、運輸業,郵便業の平均給与は335,546円と、調査産業全体の平均315,294円に比べ、業種全体の平均給与は高い業種です。
運輸業全体の動向としては、全国の輸送数量が近年高い水準で推移しているにもかかわらず、ドライバーなどの人材不足の問題が進行しているため、運輸業への転職は受け入れられやすく、給与などの待遇も優遇されやすくなってきています。