建設業について

肉体労働だけじゃない、モノづくりにたずさわる業種

建設業法によれば、「建設業」とは、「元請、下請その他いかなる名義をもってするかを問わず、建設工事の完成を請け負う営業をいう。」とされています。 その中で、行う建設工事内容によって業種が細分化されており、大まかに総合建設業者(ゼネコン)が行う一式工事と、屋根工事や電気工事などの専門工事との分類がされています。

全体としては、28種類におよぶ業種の総体として、建設業と呼ばれています。
転職を成功させた人には、その仕事に「やりがい」を見つけて成功させる方も多くいます。
その中で建設業に転職した人には、「モノを作ること」にやりがいを見つけて転職を成功させる方が多いようです。

建設業は肉体労働によるお仕事が多い業界なので、体を動かすことが好きな方に多く選択されている業種です。その反面、肉体労働が苦手な求職者には、転職先としての検討がされない場合もあります。

しかし、建設業の中には総合建設請負業者(ゼネコン)の様に、施工計画や安全管理などの工事のための総合的なマネジメントを行う仕事や、建設業の仕事を支える事務職のような、実質的な肉体労働を伴わない求人も多くあります。

そのため、肉体労働が苦手な方でもモノづくりに関わることは可能です。建設業への転職の際には、スキルや経験だけではなく、モノを作ることに対しての意欲や姿勢も評価されます。体を動かすことが好きな方だけではなく、モノづくりを楽しめる方にもおすすめの業種です。

厚生労働省の『産業、事業所規模、性、給与内訳別1人平均月間現金給与額(平成24年)』によれば、建設業の平均給与は365413円と、調査産業全体の平均315,294円に比べ、業種全体の平均給与は高い業種です。
業種全体の動向としても今後人材不足が深刻化し、給与やその他の待遇につて改善されていくことがみこまれる業界でもあります。