履歴書の自己PR欄の書き方

履歴書の自己PR欄は、面接時に話題になりやすい項目です。応募先の社風に合わせた記述にすると効果的です。

履歴書の中でも、自己PR欄は応募者が自由に記入できる項目になっています。履歴書の他の項目は客観的な情報であるのに対し、自己PRは唯一の主観情報であるといえます。

自己PR欄が履歴書にあるのは、採用する企業側としては客観的な情報だけで採用を決められるわけではなく、応募者の人格を知ることも必要だからです。スキルや能力が高い人でも、社風に合わない、協調性がないなどのマイナス点があることもあります。
自己PR欄は、自分の強みをテーマとして作成することをお勧めします。自分の強みを知るためには自己分析をしっかりと行い、自分の強みを整理しましょう。内容はいくつも羅列するのではなく、一番の強みを強調するのが効果的です。また、強みを書くだけでなく、説得力を持たせるためにエピソードを伝えて強みと結びつけることも重要です。仕事であった出来事や学生時代の活動など、幅広い視点からエピソードを掘り起こします。

自己PRは過去の経験と結びつけると効果的です。これにより、その強みによって仕事上にどのような成果が出たのか、あるいは大きな壁を超えられたといった実績をアピールできるでしょう。注意する点は、自慢話にならないようにすることです。そのためには、周囲の協力も織り交ぜながら組み立てていきます。