趣味欄の書き方

履歴書の趣味欄について、あまり重視されていない方も多いのではないでしょうか。しかし、「必要ないのではないか」「適当で大丈夫だろう」などと考えている人は、要注意です。

中途採用の場合、履歴書の趣味欄はコミュニケーションスキルをアピールできる絶好のチャンスだと考えましょう。そのため、できるだけ面接官から質問されそうな記述を心がけることが大切です。とはいえ、もちろん誇張や嘘の記述はいけません。正直に、しかも相手が興味を抱くように記述することが重要です。

「趣味などがまったくない」といった場合はどうすれば良いのか。もし趣味が見当たらない場合でも、何か“趣味らしいもの”を見つけ出して書くようにしましょう。自分では何の価値もない日常だと思っていても、他人から見れば意外に感心させられることが多いものです。
例えば、料理が趣味だという人がいたとします。食べることは誰しも身近ですから、料理に関心のない人は少ないでしょう。そうなれば、面接官から何らかの反応が返ってくるはずです。あるいは、スポーツでもかまいません。趣味といえるレベルではないと思っても、「週に何回かジムに通って身体を鍛えています」という程度で大丈夫。これなら、健康をアピールすることにもなります。

趣味欄は、面接で場を盛り上げるキッカケにもなるでしょう。自分の興味のあることならば、面接官から質問されても答えやすいはずです。だからこそ、忘れずに欄を埋めておくことが重要です。