データの送り方

転職サイトや人材紹介サービスなどの広がりから、履歴書や職務経歴書をデータ添付で送るケースも少なくありません。データ送付では、郵送とはまた異なる視点から注意が必要になります。

履歴書などのデータは、外部に漏れてはいけない個人情報です。必ずパスワードなどを設定して、第三者が開けないようにしてください。特にIT関係や大手の企業などでは、パスワードの設定は常識です。情報は自分自身に関わるものであり、相手企業に関するものではありませんが、「常識がない」と思われないようにしましょう。

ただし人事担当者の中には、パスワードの開示方法を理解していない人もいるかもしれません。そのため、ファイル添付したメール内に、パスワード設定している旨を記載すると親切です。尚、パスワードを知らせるメールは、別のメールで送るようにしてください。せっかくパスワードを設定しても、同じメールにそのパスワードが記載されていては、あまり意味がなくなってしまいます。

添付データは、データ容量にも注意しましょう。あまりに大きなデータは相手が受信するのに時間がかかるだけでなく、エラーなどの原因になる場合もあります。どうしても大きい場合は、データ圧縮などの工夫をしましょう。オンラインストレージなどのサービスも方法としては考えられますが、セキュリティなどの面から、出来るだけ避ける方が無難です。