SEに転職するために必要な資格はありますか?

SEに転職するために必要な資格はありますか?

SE未経験者や経験がまだ浅い方の場合、転職を考えるときに有利になる資格が何か知りたいと思うのではないでしょうか。

この記事では、SEへ転職する際に役立つ資格について解説します。SEの採用にあたり、採用側が重視することや資格の有無に対する評価、評価されるとしたら特に重視される有利な資格はあるのか、といった疑問にお答えしていきます。SEへの転職活動の参考にしてください。

SEの転職に資格は有利か?

一般的にSEへ転職をする場合、スキルや実績も重要ですが、同じスキルレベルの応募者の選考であれば、無資格より有資格の方が有利になる可能性が高いでしょう。

しかし、資格がないとSEに転職できないわけではありません。資格は技術者としての知識や学習意欲の証明ですが、世代によっては資格を持っていて当たり前と認識している場合もあります。また、業界や企業風土によっても、資格への評価が分かれます。次章で詳しく紹介します。

新卒や20代の場合

SEの仕事には、当然ながらスキルが求められます。求職者が20代と若いうちはスキルがなくても、その伸びしろに期待するポテンシャル採用で、転職が成功する可能性もあります。

資格を持っていないことが一般的ともいえる20代の新卒や、第二新卒(26歳くらいまで)で資格を持っていると、同年齢、同学歴のほかの応募者の中で優位に立てるかも知れません。採用担当者に対して、ポジティブな印象を与えることになります。

30代の場合

30代の転職では事情が変わり、資格を持っているだけでは選考で有利にはなりません。30代で重視されるのは実績や、即戦力として何ができるのかということだからです。

30代の求職者にとって資格はキャリアを証明する材料に過ぎず、採用側にも、きちんとスキルを積んできたのであれば資格保有は当然という考え方もあるため、30代でSEに関する資格を持っていることで特別有利にはならないでしょう。逆に、業界や企業によっては「持っていて当然」とみなされる資格を持っていないことがマイナス材料になるパターンもあります。

一方で、転職活動のなかでも書類選考フェーズは、開発の実務に詳しくない人事部門の担当者が実施する企業も少なくありません。その場合は職務経歴よりも分かりやすい、保有資格が書類選考の判断基準として効果を発揮することもあります。

SEの転職における資格取得4つのメリットとは?

資格で必ずしも有利になるわけではないとはいえ、SEに関連する資格は持っていて損になることはありません。SEの転職において資格を取得するメリットについて解説します。

メリット1:他の応募者に差をつけることができる

前項と重複しますが、資格保有が有利に作用するのは20代までです。新卒や第二新卒(26歳くらいまで)はキャリアが浅いため、資格を持っているとキャリア不足を補ってくれるでしょう。他条件で同レベルの候補者の中に資格保有者がいると、書類選考時に選考者の目に留まりやすく、有利になることがあります。

資格は面接時にも有利に働くかもしれません。初対面の面接担当者に対して、資格によってはアピールポイントとなる場合もあるからです。

メリット2:キャリアの裏付けとなる

資格はスキルやキャリアの裏付けです。30代以上の転職では持っていることが前提になることが多いものの、ポテンシャルの証明にもなります。つまり資格試験に合格したことが学習能力の証明になるのです。

SEはクライアントの職場に常駐する場合も多いので、資格保有はクライアントからの信頼獲得にもつながります。

メリット3:転職先でSE同士の共通知識となる

SE資格の保有者には、一定以上の専門知識やスキルがあることがわかっているので、職場のマネージャーも安心して業務の割り振りや引き継ぎができます。まったくの未経験者と違い共通認識があることがわかっていれば、エンジニア専門用語を使って指示を出せますし、説明の手間が省け、業務の効率化につながります。リーダーや管理者にとっては、資格保有者は喜ばしい存在です。

メリット4:資格手当や昇給の対象となる

資格によっては、それを取得したという行動自体が高く評価されます。IT技術は進化のスピードが早く、継続的なスキルアップが欠かせません。スキルの証明には資格が有効であるため、多くのエンジニアが取得を目指します。

企業によっては保有者に手当が出ることもあり、給与面での優遇も期待できます。資格が多いほど手当が増えたり、昇進の条件になったりもします。ただし、資格に対する考えは企業により異なり、優遇される保証はありません。

SEの転職活動に有利な資格の種類は?違いやおすすめの資格を紹介

SEの転職活動に有利な資格には「ベンダー資格」と「国家資格」のふたつがあります。ベンダー資格は一般企業による認定資格で、国家資格は、国または国が委託した指定機関が認定します。

ベンダー資格

ベンダー資格を持つメリットは、資格対象ソフトのスキルレベルと実務能力を示せる点です。しかし、マイナーなベンダー資格ではアピールにならないこともあります。費用対効果を高めるには知名度の高い大手企業認定のベンダー資格が狙い目です。

おすすめのベンダー資格①:マイクロソフト テクノロジ アソシエイト

マイクロソフト テクノロジ アソシエイトは、IT関連事業で働きたい人のための認定で、マイクロソフトが認定する初心者向けのベンダー資格です。

以下は試験で出題される内容の一部です。
-Windows OS知識
-セキュリティ知識
-Windowsサーバー知識
-データベース
-アプリケーション開発基礎
-プログラミングの基礎

取得すれば、技術情報系の基本的な知識を持っていることを証明できます。

おすすめのベンダー資格②:ORACLE MASTER

ORACLEMASTERはOracle社が認定する資格で、データベース管理ソフトOracle Databaseに関する知識とスキルがあることを証明できます。

試験内容は、OracleDatabaseを使用したデータベース管理に必要な知識やアプリケーション開発のスキルに関する問題で、グレードによって難易度が異なります。

グレードは難易度の低いものから「Bronze」「Silver」「Gold」「Platinum」となっており、初めはBronzeを習得しなければ、次のグレードの受験はできない仕組みになっています。

おすすめのベンダー資格③:Oracle認定Java資格

Oracle認定Java資格は、Oracle社が認定するベンダー資格です。取得すれば、Java言語に関する知識や技能レベルを証明できます。企業システムや、クラウドなどのアプリケーション開発の現場で評価される資格です。

難易度は「Bronze」「Silver」「Gold」の3段階あり、BronzeはJava初級者向け、SilverはJavaによるオブジェクト指向プログラミングの理解が中心になります。

おすすめのベンダー資格④:Cisco Certified Network Associate

Cisco Certified Network Associateは、通信機器大手のCiscoが主催するベンダー資格です。

試験ではネットワークやIPサービス、セキュリティなどに関する基礎知識が問われます。取得によりデータセンターやセキュリティ、サービスプロバイダーに関する知識を証明できます。

おすすめのベンダー資格⑤:Android技術者認定

Android技術者認定試験には、アプリケーション技術を認定するものとプラットフォーム技術を認定するものの2種類があります。Android技術者認定資格があれば、Androidのアプリケーション開発の技術を持っていることを証明できます。

資格を取得していない場合のSEの転職活動の対策法は?

今すぐ転職したいのに、資格がないことを気にして転職活動を始めないのはナンセンスです。有利な転職活動に必要なことは、資格以外にも多くあります。資格は知識やスキルの証明に過ぎません。

資格なしでも、転職活動を有利に進める方法はあります。大事なのは企業のニーズを知ることです。求人情報を読み込み、自身の経歴やスキルとの関連性を見出してアピールすることで、資格ではなく熱意やポテンシャルが評価されることもあります。

ただし、受けたいと思ったポジションの募集要項のなかの必須条件に資格保有が明記されている場合は要注意です。最短のスケジュールで資格を取得できるように試験の準備を始めるか、無資格だが資格保有に相当するスキルや知識、実績をアピールするかの作戦を考えましょう。

まとめ

SEがSE関連の資格を保有していることは知識やスキルのアピールに有効です。しかし転職において高く評価されることは、資格だけではありません。企業の求める人材であることを上手に伝えられれば、希望の企業に転職することも可能でしょう。

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