新日鐵住金株式会社の中途採用の求人一覧
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会社情報
本社住所
東京都 千代田区 丸の内 2-6-1
設立年月日
1950年4月1日
新日鐵住金株式会社(しんにってつすみきん、英文社名:NIPPON STEEL & SUMITOMO METAL CORPORATION)は東京都千代田区に本社を置く、日本最大手の鉄鋼メーカー(高炉メーカー)であり、エンジニアリング事業や化学事業など5つの事業を有する新日鐵住金グループの中枢を担う事業持株会社です。略称はNSSMCです。TOPIX Large70の構成銘柄の一つであります。粗鋼生産量において日本国内最大手、世界ではアルセロール・ミッタル(ルクセンブルク)、河北鋼鉄(中国)に次ぐ第3位の規模を持っています。官営八幡製鐵所の流れを汲む新日本製鐵と、住友グループの鉄鋼メーカーである住友金属工業が合併し、2012年に成立しました。
業界情報
鉄鋼・金属メーカー系業種の動向や展望
平成27年に経済産業省が発表した「鉄鋼の現状と課題」では、鉄鋼・金属メーカー系の中で鉄鋼の国内総出荷額は2012年で18兆円、鉄鋼関連企業の従業員は22万人となっています。 鉄鋼は日本の基幹産業の1つとなっています。電子部品や電子機器の輸出が伸び悩む中で、鉄鋼の輸出における割合は年々増加傾向です。鉄鋼の需要は今後も継続的に続くと考えられますが、鉄にさらに付加価値の伴った商品が求められるなど、ニーズの多様化も進んでいます。具体的には、世界の自動車や建設メーカーかなどから、鉄と他の金属もしくは、鉄とプラスチックなどの融合が求められている状況です。ニーズに対して、韓国の鉄鋼会社では研究開発費を増加し、中国においては高機能素材の生産能力を増強させるなど、新興国からの追い上げが課題となっています。 ニーズの多様化と海外勢の課題に対して日本では、異素材分野での研究開発の基盤を整備し、国内の鉄や金属における製造を強化するとしています。もう1つの課題は、世界各高炉メーカーの粗鋼生産能力の向上により、鉄鋼の需要に対して過剰供給であることです。課題に基づいて、粗鋼を生産する世界各国の高炉メーカーでは、台湾や中国などのアジア市場での今後の鉄鋼需要を見込んで、アジア各地で高炉の建設を行っています。一方、日本ではアジアでの高炉建設を行うのではなく、別の視点から過剰供給における対応策を取っています。具体的には、過剰供給の粗鋼生産からシフトチェンジし、鋼材などの最終製品に近いものを供給するために、冷延やめっきなどの下工程のプラントを建設中です。 その他にも、粗鋼の生産拠点の集約化を行うことで、プラント設備の強化にも努めています。今後は世界の競合他社が下工程に関する市場に参入してきた場合、市場の獲得競争が激化する可能性が考えられます。また、新興国の技術力や生産能力は年々スピードアップしているため、日本は研究開発や生産力の強化において、さらなるスピード化が求められるでしょう。
鉄鋼業界シェア&ランキング
1位 新日鐵住金株式会社 49,074 億円 / 2位 JFEHD株式会社 34,317 億円 / 3位 株式会社神戸製鋼所 18,228 億円 / 4位 日立金属株式会社 10,175 億円 / 5位 日新製鋼株式会社 5,470 億円 / 6位 大同特殊鋼株式会社 4,605 億円 / 7位 株式会社日本製鋼所 2,233 億円 / 8位 トピー工業株式会社 2,158 億円 / 9位 愛知製鋼株式会社 2,141 億円 / 10位 共英製鋼株式会社 1,609 億円 (平成27-28年)